オーストリア航空対スロバキア事件の仲裁判断に照らした裁判管轄規定への最恵国条項適用
pages 73 - 92
ABSTRACT:

本稿では、投資協定における紛争解決規定への最恵国条項適用について論じる。本件に関する学説は一貫しておらず、論文でも異なる見解がとられている。共著者は、仲裁裁判所によって下された仲裁判断について現在の見解を提示し、オーストリア航空対スロバキア事件の仲裁判断が、最恵国条項の効力に関する議論に決着をつけ、国際投資法の予見可能性を向上することができるかという問いかけに答えを出すことを試みる

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about the authors

ワルシャワ大学教授。ワルシャワのドマンスキー・ザクレフスキー・パリンカ法律事務所パートナー。投資協定紛争などの仲裁手続における仲裁人や、依頼人の代理を務める。投資家および被告国双方の代理を務める。

ワルシャワ(ポーランド)のドマンスキー・ザクレフスキー・パリンカ法律事務所パートナー。主な専門分野は、M&Aおよび投資協定仲裁。投資協定紛争において、投資家および被告側国家の双方を代理。

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